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コウモリの寿命は3~5年!思わぬ危険性と注意すべき駆除のポイント

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2020.05.12更新

コウモリ駆除の専門家が丁寧に教えます!

コウモリ

「コウモリの寿命ってどのくらいなの?」
「家に住みついているコウモリって、どれくらい生きるの…?」

みなさんこんにちは!
みんなのコウモリ駆除屋さんの石田です。

何かと謎の多いコウモリ。
あの小さい体でどのくらい生きられるのか、気になっている方がいるのではないでしょうか?

実は、コウモリは小さい体から想像できないほど、とても長生きする生き物なんです。

この記事では、コウモリについて以下の3つのことをお伝えしてまいります!

  • コウモリの平均寿命
  • コウモリの長寿の理由
  • コウモリの危険性と駆除方法

コウモリは、こちらから刺激しない限りは攻撃してくることはありません。
しかし家に住みつかれてしまったら、思わぬ被害を引き起こすことも。

駆除を考えている方は、駆除のポイントについても確認しておきましょう!

この記事が、あなたの「コウモリの寿命ってどのくらいなの?」という悩みを解決できたら幸いです。

それではまいりましょう!

意外と長生き!コウモリの寿命について

コウモリは、他の哺乳類に比べて寿命が長いと言われています。

哺乳類の寿命は体長に比例していて、体が大きければ大きいほど寿命は長く、体が小さければ寿命も短くなるのが一般的です。

しかしコウモリにはこの理論が当てはまらず、体長から推定される寿命の3倍以上も生きるとされています…!

日本にはおそよ30種類のコウモリが生息していますが、その寿命は種によってさまざま。
ここでは、日本の民家に住みつくアブラコウモリ(別名:イエコウモリ)にフォーカスして見ていきます!

アブラコウモリの寿命は3年から5年

アブラコウモリの寿命は、およそ3年から5年です。

アブラコウモリは性別によって寿命が異なり、オスの寿命は約3年メスの寿命は約5年とされています。
また、オスは1年以内に死んでしまうことも多いのだとか。

「あれ?コウモリの寿命って長いんじゃなかったの?」
「3年って、そんなに長いのかな…」

もしかすると、このように思った方がいるのではないでしょうか?

たしかに「コウモリの寿命は長い」と言っても、なかなかイメージがつきにくいですよね…。
そこで同じ哺乳類であるネズミと比較してみると、寿命の長さがよくわかるはずです。

体長 体重 寿命
ネズミ 10cm〜30cm 10g〜20g 1年〜3年
アブラコウモリ 4cm〜6cm 5g〜10g 3年〜5年

体長・体重はネズミの方が大きく上回っていますが、寿命はコウモリの方が長いことがわかりますね。

なんとなく「小さい生物=すぐ命を落としてしまう」といったイメージを持ってしまいますが、コウモリの場合そんなことはないんです。

また、ペットとして飼育されるコウモリは20年以上生きることもあり、コウモリ全体を平均すると、寿命はおよそ5年から15年ほどになります。

さらに国土交通省の調査によれば、キクガシラコウモリという種のコウモリの中には、35年以上生きた個体もいるのだとか…!

一般的にペットとして飼われる犬や猫よりも長寿と考えると、なんだか不思議ですよね。

では、どうしてコウモリはこれほど長く生きられるのでしょうか?

コウモリの寿命が長いワケ

コウモリの寿命が長い理由は、食べ物や遺伝子の影響などさまざまな要因が考えられています。
しかし、現在の研究では「これだ!」という理由は明らかになっていないようです…。

ただ、他にもコウモリの生活環境が長寿の理由として挙げられています。

コウモリが生活するのは、洞窟や民家の屋根裏など敵に狙われにくい場所。
そのため命を落とすリスクが少なく、生存率自体が高いんです。

7匹集まったコウモリ

敵に狙われやすい生物は、種を存続させようとたくさんの子供を産みます
その結果、老化が早まって寿命も縮むことに…。

一方で、コウモリのように敵に狙われにくい生物は、ゆっくりと子供を産み「自身が生き延びる」ためにエネルギーを使います。

つまりコウモリは、敵から狙われにくい生活環境で暮らすことで、長生きできているんです。

コウモリの生態と危険性

小さい体でとても長く生存できるコウモリ。
どんなサイクルで1年間を過ごしているのか、詳しく見ていきましょう。

思わぬ危険性もお伝えするので、もし「頻繁にコウモリを見かける」という方はよくチェックしてくださいね!

コウモリの活動サイクル

日本の民家に住みつくアブラコウモリは、主に春から秋にかけて活動します。

4月に冬眠から目覚め、7月初旬には1〜4匹の子供が誕生。
子供のコウモリは、30日ほどで母親から独り立ちしていくんです。

その後11月から3月頃まで冬眠をし、春になると再び活動をはじめます。
このように、コウモリは繁殖と冬眠を繰り返して長〜く生き延びているんですね。

一般的に夏に繁殖し冬は冬眠するという活動サイクルですが、地域や種によって活動サイクルが異なることも。
熱帯地方に生息するコウモリの中には、年4回も出産するコウモリが確認されています。

コウモリは一度に子供をたくさん産むことはありませんが、繁殖能力自体はとっても高いんです。

コウモリは繁殖して集団を作る!

アブラコウモリの繁殖期は7月から8月です。
先ほどもお伝えしたように、一度に生まれる子供の数は多くありません。

しかしメスのコウモリは毎年出産するため、群れを構成するコウモリの数が増加していきます。

飛ぶコウモリの群れ

アブラコウモリのすみかである民家の屋根裏は、繁殖に快適な環境。
敵に狙われにくいため、多い時には200匹もの集団になるんです…!

そんなコウモリは帰巣本能(自分のすみかに戻ろうとする習性)があるため、同じ所に定住します。
そこで問題となるのがコウモリのフン害です。

この後、コウモリによる被害と合わせて詳しくお伝えしますね!

感染症の危険も?コウモリ被害について

「コウモリにはどんな危険があるんだろう?」
「コウモリ被害って、深刻なのかな…?」

コウモリがどんな生き物なのかわからないからこそ、何だか不安ですよね。
とくに小さいお子さんご高齢の方がいるご家庭だと、とくに心配なはず…。

もし、コウモリがあなたの家をすみかとしてしまった場合は次のような被害が起こってしまいます。

  • フン・尿で家が傷む
  • ダニやノミなどの害虫が発生する
  • 感染症のリスクが高まる

コウモリのフン・尿によって、天井にシミができたり、ひどい場合は家屋が腐敗してしまったりするケースが少なくありません。

また、コウモリのフン・尿が大量にある環境下では、ダニやノミなどの害虫も数多く繁殖します。

幸い、日本ではコウモリが原因となった病気の事例は報告されていません。

しかし厚生労働省では「リッサウイルス感染症」について、「本ウイルスを保有する野生のコウモリとの接触により感染すると考えられている」と警告しています。
(引用:厚生労働省「リッサウイルス感染症」

コウモリの感染症についてより詳しく知りたい方は、こちらもご覧くださいね。

【合わせて読む】Q:コウモリはどんな菌や感染症を持っていますか?

コウモリは、直接私たちに攻撃してくることはほとんどありません。
しかし、フン害によってさまざまな被害が引き起こされてしまうんです…。

もしコウモリが住みついてしまったら

「コウモリが屋根裏に住みついてる…」
「コウモリの寿命が3年ってことは…それまでずっと住み続けるってこと?」

まさにその通り。
コウモリは同じ場所に定住するため、一度巣を作ったらなかなか出て行ってくれません。

もし住みつかれてしまったら、あなたのお家に被害を出さないためにも、駆除がオススメです。

コウモリの駆除にあたっては、いくつか注意していただきたいポイントがあります!
駆除を考えている方はよく確認してくださいね。

注意!コウモリを勝手に捕獲するのはNG

「今すぐコウモリを追い出したい…自分で捕まえればすぐに追い出せるかな」
「でも、自分で捕まえられるのかな…」

コウモリを追い出すために、「捕まえて外に出せばいいんじゃ…?」なんて思ってしまいますよね。
でも実は、「自分で捕まえる」という方法はNGなんです。

コウモリは、鳥獣保護管理法という法律で許可なく捕獲・殺傷することが禁止されています。
もし保護するためであっても、触れるには自治体からの許可が必要です。

そのため、コウモリ駆除には忌避剤を使用して追い出すという方法がベスト。

詳しい駆除方法を知りたい方は、以下の記事をご覧ください!

【合わせて読む】必見!プロが教えるコウモリの正しい駆除方法

ただし、ご自分でコウモリ駆除を行う際は時期に注意が必要です。
先ほどお伝えしたコウモリの活動サイクルに注意しないと、コウモリを殺傷してしまったり、駆除に失敗してしまったりするかもしれません。

コウモリ駆除に最適なのは春と秋

コウモリ駆除は春と秋がベスト

コウモリの駆除に最適なのは、4月〜6月、そして9〜10月です。
コウモリの繁殖・冬眠の時期は、ご自身での駆除が難しくなってしまいます。

なぜなら繁殖期は、まだ独り立ちしていない子供のコウモリがいるから。
繁殖期に自力駆除を行うと、「親コウモリは追い出せたけど、子供のコウモリが巣に残ったまま追い出せない!」なんてことになりかねません。

そうなれば、巣に残された子供のコウモリは、エサを食べられずに餓死してしまうこともあるんです。

また、冬の時期は冬眠中のためなかなか外に出て行ってくれません…。

繁殖・冬眠の時期にコウモリ被害でお困りでしたら、一度みんなのコウモリ駆除屋さんにご相談ください。
コウモリ対策のプロが、素早く丁寧にご対応いたします。

自分で駆除するのはちょっと…という方、またフン害で困っているという方もお気軽にご相談くださいね!

最後に

ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
コウモリの寿命について、あなたの疑問は解決されたでしょうか?

この記事では、以下の3つのことをお伝えしてまいりました。

  • コウモリの平均寿命
  • コウモリの長寿の理由
  • コウモリの危険性と駆除方法

コウモリの寿命は、およそ3年から5年。
コウモリは敵に狙われにくい場所で生活することで、長く生き延びています。

しかし住みついたコウモリを放っておくと、あなたのお家に大きな被害が生じることも…。

もしコウモリ被害に悩まれている場合は、みんなのコウモリ駆除屋さんにご相談くださいね。
コウモリ対策のプロが、誠実に対応させていただきます。

以上、みんなのコウモリ駆除屋さんの石田がお伝えしました!
あなたのコウモリに関するお悩みが解決されれば幸いです。

この記事を監修したコウモリ駆除の専門家

石田 充(いしだ みつる)

コウモリは集団で繁殖し、3〜5年ほど生き延びます。アブラコウモリの住処である民家は敵に狙われにくく、繁殖しやすい環境です。一度住み着いた場所に定住する習性があるので、もし「棲みつかれているかも…」と不安な場合は私たちにご相談くださいね。

コウモリの追い出しから、消毒・再発防止まで。親身に丁寧にお応えします。

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