みんなのコウモリ駆除屋さん

どんなトラブルも即日対応します。お気軽にご相談ください。

もう悩まない!コウモリのフン害を確実に解決する方法

サムネイル

2021.07.02更新

コウモリ駆除の専門家が丁寧に教えます!

コウモリを駆除しないと、フンは増え続ける。

こんにちは!
みんなのコウモリ駆除屋さんの石田です。

あなたはこんな風に、コウモリのフンで悩んでいませんか?

コウモリのフンには病原菌やウイルスが付いていますし、悪臭や害虫も発生します。

免疫力の低い小さなお子さま・ご高齢の方・ペットがいるご家庭はとくに心配ですよね。

ベランダや玄関にコウモリのフンを見つけたら、要注意です。屋根裏・天井裏など目に見えない場所に、コウモリのフンがさらに大量に溜まっているかもしれません。

実際、屋根裏に大量にフン尿をされて天井にシミができ、家の木材が腐ってしまい、大幅なリフォームが必要になってしまった方もいらっしゃいました…。
コウモリが原因でそんなことになるなんて絶対にイヤですよね。

「でも、正しい対処方法がわからない…」

この記事では、こんな風に不安で困っている方にむけて、コウモリのフンの正しい処理方法と対策をお伝えしていきます。

はじめに、大事なポイントをお伝えしておきます。

  • フンに素手で触るのは厳禁!完全防備で掃除を
  • 放っておくと二次被害が起こるので、1日も早く除去する
  • 追い出して侵入口をふさがないと再発する

コウモリを二度と家に入れない・住み着かせない!
そうしないと、またフンをされてしまう=再発するのです。

私も、「コウモリのフンをきれいに掃除したのに、またフンをされた。どうすればいいのか…?」とお困りのお客様には、よくお会いします。

安全に・根本的に解決するには、正しい知識と方法が必要です。

この記事では、コウモリのフンの処理をしてきた私石田が、その知識と方法をお話します。コウモリのフン被害に悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。

それでは、私と一緒にみていきましょう!

※フンの被害をなくすには、コウモリを駆除する必要があります。
「コウモリを退治して、1日も早くフンのない生活をしたい」という方は、みんなのコウモリ駆除屋さんにご相談ください。
コウモリ退治のプロが、すぐに駆けつけて解決します。

コウモリのフンの特徴と、コウモリの糞尿の回数が多い理由

家に住みつくのは、アブラコウモリです。アブラコウモリの体重は、わずか10グラムほど。この軽い体重を保つために、毎日大量のフンをするんです。

コウモリは、糞尿の頻度が多い生物です。食べたモノが消化器官を通過するのが早いのです。アブラコウモリの場合、消化器官を通過するのは平均45分。その結果、フン尿が何度も排泄されます。

ちなみにアブラコウモリは、カラダの位置を調整し、頭を上にして排泄することがあります。

また、アブラコウモリは集団で巣を作って住み着くことが多いです。何十羽ものコウモリが同じ場所に大量にフン尿をすると、家の木材や床が傷んで腐ることがあります。最悪の場合、床が抜けたりリフォームが必要になることも。

さらに、コウモリのフンは乾燥して空気中に広がることがあります。 ※とても小さな粒子として空気中を漂う、エアロゾルと呼ばれる現象です。

フンには病原体や虫の卵が含まれることもあります。空気中のフンや菌を吸い込まないように、鼻や口をしっかりマスクで守って掃除しましょう。

コウモリのフンの特徴はこちら。

  • 大きさ5〜10mm、黒〜茶色
  • パサパサとして崩れやすく、少しよじれている
  • 夏の時期に軒先や屋根の下、ベランダに落ちている

もし上記の特徴に当てはまるなら、コウモリのフンです。

ただしネズミのフンと間違えることもあるので要注意。
とくにネズミの中でも駆除が難しいクマネズミのフンに似ていて、どちらも細長く1センチ未満です。

コウモリとネズミのフンの違い・見分け方

コウモリのフンとネズミのフン

コウモリとネズミのフンは見た目・大きさともにかなり似通っています。
そのため「これってコウモリのフン?それともネズミ?」と疑問をもたれる方が多く、駆除業者でもよくよく見ないと判断するのが難しいようなケースも。

コウモリとネズミのフンの違いを細かく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

コウモリ クマネズミ
長さ・形 5-10mm 6-10mm
黒・茶色 茶・灰色
特徴
  • パサパサして崩れやすい
  • 少しよじれている
  • クマネズミのフンに似ている
  • 細長い
  • いろんな場所に散らばっている
ドブネズミ ハツカネズミ
長さ・形 10-20mm 4-7mm
こげ茶・灰色 茶色
特徴
  • 丸みがあり、黒っぽい
  • まとまって落ちている
  • 端がとがっている
  • 米粒のような形

もし「やっぱり見た目じゃよくわからない…」という場合は、フンが落ちている場所やフンのもろさで確認してみましょう。

コウモリのフン
  • 軒下や屋根裏、換気扇の中によく積もっている
  • 昆虫が主食なので黒っぽくパサパサしていて、触ると崩れやすい(もろい)

コウモリは蚊やハエなどの昆虫を主食としており、食べるものによってフンの色が変わります。(黒〜茶色)

ネズミのフン
  • 家の中に落ちていることが多い
  • 湿ってややべたついていて、コウモリよりしっかりしている(硬い)

ネズミは草食のため、フンにも草のようなものが混ざっていることがあります。
ネズミのフンも非常に不衛生なので、見つけたらすぐに対策が必要です。

場合によってはネズミ駆除のご対応も可能ですので、心配でしたら一度お気軽にご相談くださいね。

コウモリのフン害を解決するには「追い出して侵入口をふさぐ」

コウモリが家に侵入した時の対処法

コウモリのフンの被害がある家には、すでにコウモリが棲みついている可能性が高いです。
その場合の解決策は「コウモリを駆除すること」です。
コウモリの駆除をする場合は、コウモリを追い出すしかありません。

というのも、コウモリは鳥獣保護管理法によって無許可での捕獲や殺傷が禁止されているからです。そのため、追い出すことしかできないのです。

ただ、そう簡単にはいきません。
コウモリは、一度棲みついた場所にまた戻って来る習性があるため、根気強く対応していくことが重要です!

場所別に対策を!コウモリの追い出し方とグッズ

では実際に駆除する場合、どうするのでしょうか?
コウモリが住み着いている場所別に紹介していきます。

【ケース①】コウモリが屋根裏・天井裏などに棲みついている場合

コウモリが屋根裏や天井裏など比較的広い空間に棲みついている場合、追い出しに効果的なのがくん煙剤です。
※くん煙剤:薬剤を煙状にして散布するもの

くん煙剤

くん煙剤は、コウモリが苦手とするハッカ油を主成分としているものを選ぶのがポイント。

ただし、コウモリが棲みついている空間の広さに応じて適切な量を使用しないと効果が薄くなってしまう場合もあります。その点に関しては注意しましょう。
適切な量のくん煙剤を使用すると、コウモリが屋根裏などから出ていきます。

【ケース②】コウモリが外壁・シャッターの隙間に棲みついている場合

コウモリが外壁やシャッターの隙間などの比較的狭い空間に棲みついている場合は、ハッカ油を主成分とした忌避スプレーが使いやすくオススメです。

忌避スプレー

戸袋や通風口などに棲みついている場合も忌避スプレーを用いましょう。

超音波や磁石は効果がありません

コウモリ駆除グッズとして、超音波や磁石をすすめている人がいます。

私の経験から申し上げて、効果はありません。

まず、超音波は一時的には効くかもしれませんが、すぐに慣れます。
「効いたと思ったら、2日後にまたあらわれた」というようなお客様のお話は、私もよく聞いています。

コウモリは自分の超音波の周波数を変えて、邪魔な超音波を回避することもできるのです。また、まっすぐ進む超音波をコウモリに当てること自体、かなり難しいのが現実です。

また、磁石の「磁気」は、超音波とはまったく異なる現象なので、影響を与えることはありません。

超音波や磁石が効くと思って、数日間試して見る方は多くいらっしゃいます。
ただその間にもコウモリの糞尿の被害は大きくなります。

超音波や磁石は効果がないものとして、駆除をすすめることをおすすめします。

1センチのスキマから侵入!コウモリの侵入口をふさぐ方法

侵入口をふさぐためのアイテム

コウモリ駆除で、追い出し作業と合わせて非常に重要なのが「侵入口をふさぐこと」です。

コウモリを追い出す時に、外でコウモリが出てくる場所を確認しておきます。
その出てくる場所がコウモリの侵入口となっていることが多いです。

出てくる場所が確認できたら、以下のものを使用して侵入口をふさぎます。

  • 金網
  • シーリング材
  • 防鳥ネット

※シーリング材:隙間を埋める時に使う、ペースト状の材料

ポイントは、金網や防鳥ネットはなるべく目の細かいものを選ぶこと。
家に棲みつくコウモリは非常に小さいので、1.5~2cmほどの隙間でも簡単に入り込んでしまうからです。
シーリング材でふさぐ時にも、隙間なくしっかりとふさぐことが大切です。

ふさいだ後は、周辺にコウモリ忌避剤などを設置しておくと、さらに安心です。
より詳しい方法は、こちらの記事で紹介しています。
参考にしてみてくださいね。

▶︎必見!プロが教えるコウモリの正しい駆除方法

まずはコウモリの駆除方法をお伝えしました。
コウモリの駆除は「追い出すこと」としましたが、先ほどもお伝えした通り、決して捕獲したり殺傷しないように気をつけてください。

コウモリは鳥獣保護管理法で守られている!

法律を調べる様子

【以下引用】

鳥獣保護管理法では、「鳥獣」を「鳥類又は哺乳類に属する野生動物」と定義しています。「鳥獣」の概念には、平成14年の法改正によりネズミ・モグラ類と海棲哺乳類が含まれることとなりました。ただし、鳥獣保護管理法第80条の規定により、「環境衛生の維持に重大な支障を及ぼす鳥獣又は他の法令により捕獲等について適切な保護管理がなされている鳥獣」として、ニホンアシカ・アザラシ5種・ジュゴン以外の海棲哺乳類、いえねずみ類3種については、鳥獣保護管理法の対象外とされています。

環境省『鳥獣鳥獣保護管理法の概要』より抜粋
https://www.env.go.jp/nature/choju/law/law1-1.html

鳥獣保護管理法では「鳥獣」を「鳥類または哺乳類に属する野生動物」と定めています。
そのため、哺乳類であるコウモリも保護の対象とされており、勝手に殺傷することはできないんです…。
駆除で追い出す時にコウモリに近づくと思いますが、絶対に傷つけないでくださいね。
仮に保護目的であっても触れるには自治体への許可と連絡が必要です。

素手は厳禁!コウモリのフンの掃除・消毒方法

フンの清掃

コウモリの駆除と合わせて、まき散らされたフンの掃除もしないといけません。
ただ冒頭でも述べましたが、コウモリのフンにはいろんな菌がついています。

また、コウモリのフンを放置しておくことでダニやノミなど害虫の発生源となることもあります。見つけたら早めに掃除・消毒しておきましょう。

用意するもの

  • マスク
  • ゴーグル
  • 帽子
  • 手袋
  • 汚れてもいい服装
  • 殺菌剤

コウモリのフンの掃除をする場合は、完全防備で臨むことが大切です。

舞い上がったフンを吸い込んでしまうのを防ぐため、マスクは必ずつけましょう
マスクはなるべく目の細かい防塵マスクなどを選びます。
ほほやあごの部分などに隙間ができないよう、ピッタリと付けることも重要です。

フンに直接触らないために手袋もつけておきます。
手袋は園芸用などの厚手のものが入手しやすくオススメです。

素手で触ると、コウモリについている寄生虫や害虫が移ってしまうことがあります。
フンなどに触れた後に口元などを触ってしまわないようにも注意しましょう。

頭上からのフンの落下、フンの微粒子が目に入るのを防ぐためにも帽子とゴーグルがあるとより安心です。

また、コウモリのフンの掃除をしていると、知らず知らずの間にコウモリのフンが服についていることもあります。
そのため汚れてもいい衣服で掃除をして、掃除終了後は必ず洗濯します。
この時に不要な衣服を使って、終了後はそのまま捨ててしまえばより衛生的です。

掃除の後の消毒も念入りに!
消毒用スプレー

掃除終了後は、アルコールなどで消毒しておくことも欠かせません。
さらに高い殺菌効果を得たい場合は、次亜塩素酸などを使うと効果的です。

ただ、フンがある場所の材質によっては、消毒剤が使えないケースもあります。
事前に消毒剤が使えるかどうか、よく確認しておきましょう。
使用後の清掃用具も消毒しておくとなお安心です!

万が一、コウモリの追い出し作業の途中にコウモリに咬まれたり、引っかかれるなどした場合はすぐに傷口を石けんと水で洗い流します。
また、早急に医師の診断も受けることが大切です。

コウモリのフンの被害:病原菌や感染症に注意!

コウモリのフンは数多くの病原菌を含んでいる可能性があるため、そのまま放置しておくことは絶対に避けたいもの。

コウモリのフンを放っておくと感染症の可能性も

フンは乾燥してくずれると、細かい粒子となり、空気中に舞い上がります。
それを吸い込んでしまうことがあるんです。

海外では、コウモリのフンに含まれる「カビ菌」を吸い込んでしまい、ヒストプラズマ症と呼ばれる感染症にかかった事例があります。
吸い込んだカビ菌が肺の中で増殖し、発症してしまう病気です。

他にも海外ではコウモリを原因として、以下のような病気の発症が報告されています。

  • アルボウイルス感染症
  • 狂犬病
  • ニパウイルス感染症
  • ハンタウイルス感染症
  • ヘンドラウイルス感染症
  • リッサウイルス感染症

幸いなことに、日本国内に住むコウモリを直接的な原因として発症した事例はほとんど報告されていません。
国内では唯一、過去にハンタウイルス感染症の発症が報告されているのみです。

ただ相手は野生動物。
不衛生であることに変わりはなく、未知の病気を持っている可能性も否定できません。

コウモリもネズミも、危険性の高い病原菌を媒介する生き物です。ただ哺乳類であるコウモリのほうが生物学的・進化系統的に人間に近く、人畜共通の病気や感染症にかかりやすい、とも言われています。

いずれにせよ、油断は禁物ということですね。

コウモリが連れてくる害虫にも注意!

コウモリが連れてくる寄生虫や、フンに寄り付く害虫にも注意します。

コウモリについている害虫

コウモリには、

  • コウモリマルヒメダニ
  • コウモリトコジラミ
  • マダニ

が寄生していることが多いので、素手で触ることはやめましょう。

また屋根裏や天井裏にコウモリのフンが溜まっている場合、

  • カツオブシムシ
  • ゴミムシダマシ
  • ニセセマルヒョウホンムシ

などの害虫の発生源となることもあります。

ベランダや軒先などにポロポロと落ちている場合も注意します。

最後に:コウモリのフン害を確実に解決したい方へ

いかがでしたか?
今回はコウモリのフン害の解決方法フンの清掃方法どについてお伝えしました。
コウモリのフン害を根本的に解決するには、家に棲みつくコウモリを追い出し、再び寄り付かないようにすることが大切です。

またコウモリの駆除と合わせて、フンの掃除・消毒も行うことが必要です。
不衛生なコウモリのフンに触れるのでマスクや手袋、ゴーグルや帽子、汚れても構わない衣服などで完全防備して臨んでください。

ただコウモリのフンの量によっては、一般の方では掃除しきれない場合もあります。
例えば、天井裏一面がフンで覆われているケースなどは無理ですよね。
想像するだけでもゾッとします…。

そのような場合は無理をせず、専門の駆除業者に一度相談してみることがオススメです。

ちなみに私たちみんなのコウモリ駆除屋さんでは、コウモリの駆除と合わせてフンの被害場所の清掃・消毒も行なっています。
また相談や現地調査も無料なので、お気軽にご相談くださいね。

▶︎みんなのコウモリ駆除屋さんに相談してみる

この記事を監修したコウモリ駆除の専門家

石田 充(いしだ みつる)

コウモリの姿が確認できるのであれば、まずは追い出してからフンの清掃・消毒を進めましょう。乾燥したフンは細かい粒子になって舞い上がります。健康被害を防ぐためにも、ご自身で駆除する際は必ずマスク・ゴーグルを着用してください。

コウモリの追い出しから、消毒・再発防止まで。親身に丁寧にお応えします。

受付時間7:00〜22:00までです。まずは無料の現地調査から。電話番号は0120-610-425です。 メールで相談する。
みんなのコウモリ駆除屋さん作業員