Qコウモリに磁石は効くのでしょうか?
コウモリが家にあるシャッターのすきまに棲みつき、毎晩のようにフンをします。朝起きてみると、シャッターの下がフンだらけなんです…。
棲みつかれてフンをされるのが本当にイヤで、対策法について調べてみました。すると、磁石がコウモリの超音波を混乱させるのに効くという情報が多く見つかったんです。しかし口コミでは「効果アリ」と「効果ナシ」が半々くらいでした。
できることなら一回で確実に駆除をしたいので、本当に効くかどうか教えて欲しいです!
A磁石がコウモリに効くとは考えにくいです。
こんにちは。
みんなのコウモリ駆除屋さんの石田です。
「コウモリよけに、磁石は効果あるの?」この質問は、私たちもよくいただく質問です。
結論から申し上げます。
磁石ではコウモリを退治できません。
効果があるという主張は、次のようなものです。
「磁石がコウモリの出す超音波に影響を与える、そのためコウモリよけの効果がある」 。
ですが、コウモリが出す超音波と磁石が出す磁気はそもそも違う現象です。超音波は磁気の影響は受けません。そのため、磁石がコウモリ対策として効くとは考えにくいのです。
あぁ〜〜〜…またガサゴソ言ってるよぉぉ〜…!!!
— しょこ* (@shoko_cos_) 2018年6月10日
コウモリが住み着いてるんだよなぁぁぁ…!!!😭😭😭💦
安くコウモリを追い出す方法なんかないかな…磁石とか電波とか効果ゼロなんですけど…🙄💢💢💢
雨戸の戸袋にコウモリが住み着いて困る。
— まさQ (@masaq_geroppa) 2018年6月23日
フンまみれになるので台風の時に雨戸を閉められない。
虫除けスプレーしても磁石を置いても帰ってくるので今年から作戦変更だ。
私も「磁石を置いてみたけど、効果がない」というお客様には、今でもたくさんお会いします。このような相談がなくならないのが、磁石の効果がないという何よりの証明だと思っております。
コウモリの被害は、1日ごとに広がります。フン害の他に、コウモリはダニなどの害虫も発生させます。さらに、糞尿で家の木材が腐ったり、家が傷んでいく二次被害も起こります。
このようなコウモリ被害を完全に解決するには、コウモリを寄せ付けない&侵入口をふさぐ必要があります。これは正直、素人の方には難しい対策です。
「磁石がダメなら、確実な方法で駆除したい」という方は、いちどみんなのコウモリ駆除屋さんにご相談ください。 コウモリを熟知したプロが駆除いたします。
磁石以外に、コウモリよけに効くグッズはあるの?
「コウモリを退治するのに、ほんとうに効くグッズはどれ?」
これまでに多くのお客様から、このようなご質問をいただいてきました。(いまでもよく聞かれます)
磁石の他に、コウモリの超音波を乱す対策として超音波発生器があります。
超音波発生器を使うと、コウモリに超音波を直接当てることができます。
しかしコウモリは混乱しないように自らの周波数を変えることがわかっているのです。
一時的にはコウモリの超音波を乱せても、長期間使用するとコウモリが慣れて効果が低くなってしまいます…!
つまり、超音波もコウモリ駆除に関して確実な効果は無いんです。
コウモリ駆除の専門家として8年以上仕事をしてきた私の経験から、お伝えしたいことがあります。
コウモリよけには、忌避剤がいちばんです。
具体的にご説明すると、
- 屋根裏や天井裏などの広い空間には「くん煙タイプ」
- 戸袋・シャッターのスキマ・換気口などの狭い空間には「スプレータイプ」
このように使い分けていただくのが最適です。
忌避剤以外のグッズについて、効果はどうなのか…?お話します。
超音波 | 邪魔な超音波の影響をうけないように、コウモリは自分の超音波を変えることができます。また、超音波を標的のコウモリに当てるのは、とても難しいです。 |
---|---|
テグス | 効果はほぼありません。スキマをくぐり抜けます。防鳥ネットの方が効果があります。 |
CD・ライト | コウモリは光を嫌う特性がありますが、同じ場所にある光には慣れてしまいます。超音波を乱すことはできません。 |
蚊取り線香 | ケムリも少なく、効果はありません。くん煙剤を使いましょう。 |
防虫剤 | 効果ありません。 |
コウモリ対策成功のカギは「確実な追い出し」の後に「侵入口をふさぐ」こと
コウモリを追い出したあとは、侵入口となりそうな部分をふさぎます。
ふさぐ時には、
- 金網
- パンチングメタル
- シーリング材
などを利用するといいですよ。※シーリング材:ペースト状ですきまをふさぐ場合に使われる材料のこと。
また景観は損ねますが、防鳥ネットを張ることも方法のひとつです。金網やパンチングメタル、防鳥ネットはなるべく目の細かいものを選びましょう。
コウモリは、わずか1~2㎝ほどのすきまから侵入してきます。ほんのわずかな侵入口も逃さず見つけ、すべてふさぐことが大切です。
ただ質問者様のようにシャッターの場合は、その構造上、すきまをふさぐのが難しいです。そのためコウモリの追い出し作業後は、定期的にシャッターを開閉し、コウモリが寄り付かないようにしておきましょう。
「毎日シャッターを開け閉めするのは面倒だな…」
そのような場合は、専門の業者に依頼することも方法のひとつです。私たちみんなのコウモリ駆除屋さんでは見積もりや相談は無料相談で受け付けています。お気軽にお問い合わせくださいね。
コウモリのフンの片付けも合わせて行いましょう。コウモリのフンにはさまざまな菌が含まれる上、放っておくと害虫の発生源となることも!
フンは非常に不衛生なので、見つけしだい掃除するのが大切です。またフンがあった場所の除菌もしておくと、さらに安心ですよ。
コウモリのフン害について、さらに詳しく知りたい場合はこちらの記事をご覧くださいね。
自分ではどうしようもない場合は?
たとえば…
- あまりにも大量のコウモリが棲みついている!
- 天井裏いっぱいにコウモリのフンをされている!
- 侵入口になりそうなすきまが多すぎて、ふさぎきれない!
というような場合は、一般の方がひとりで対処するのは難しいです。
その場合はムリをせず、一度専門の駆除業者に相談してみてはいかがでしょうか?相談や見積もりは無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせくださいね。
この記事を監修したコウモリ駆除の専門家
石田 充(いしだ みつる)
コウモリよけに磁石はほとんど効果がないと言っていいでしょう。同じく、超音波やCDも効果は一時的なものです。コウモリ被害を根本的に解決するには、忌避スプレーで予防すること・侵入口を塞いでおくことが有効です。
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